原木中山

市川市周辺の高校の基準を、定期テストの点数から考えてみる(2021新訂

※以下のリストを2021年度の新入試形態に合わせ、一部変更しました。

こんばんは。
田尻の塾こと、稲荷木の塾こと、鬼高の塾こと、藤原塾です。

今日は表題の通り、定期テストを基準にして、

行ける学校を考えてみたいと思います。

※結構多くの方がご覧になってるようなので、目安として学校に総進偏差値を加えてみました。学校名のあとの数字は総進偏差値です。

大前提①:定期テストの点数と受験レベルは必ずしも比例しない

本来はやはり模試偏差値ありきです。

それを一 切 無 視して、強引に定期テストから高校選びをしちゃうという
力任せな企画です!

大前提②:学年や回で点数はだいぶ変わる

一年は取りやすく、三年は取りにくい。

1学期中間のように、取りやすい回も存在する。

大前提③:六中、高谷中を念頭に話をしている

特に江戸川を渡ると定期テストのありようも結構違ってくるので・・・。
あくまで、ウチの校区限定の話です。市川全域の話はしていません。

 

定期テスト200点以下のクラス

評定は2と3。
今のシステムだとめったにいませんが、最悪1も・・・

総合評定68前後

浦安南高校(35)
行徳高校(35)

二択ですかね。

定員割れしているので、好きな方を選べます。
ちなみに私立なら専願でとってくれるところはあります
併願はほぼ無理です。

だから、ここにいてはいけません

どれだけ勉強が嫌でも、300点クラスには持っていきましょう。

定期テスト250点前後のクラス

平均50点ともなると、よほど授業評価が良くなければ4が付きません。
ほぼオール3。苦手科目によっては2がついてしまうことも・・・

評定は27前後

浦安高校(38)
浦安南高校(35)
行徳高校(35)

おそらく、すべて定員割れしますので、選べます。

市川南高校(43)は評定負けしています。行きたいのはわかりますがね。
このあたりで、最低でも市川南には行きたい」という驚くべき言葉が出てきます。
最低でも?足りていません。現実を見てください。
ブログを見ている場合ではありません。勉強です。今すぐに。

偏差値があれば行けますが、今回はそれ無視での検証なので。
ちなみに偏差値だけだと最低でも「40」ないと合格率10%ないでしょう。
副教科で平均評定29ぐらいあるなら狙えます。

定期テスト300点前後のクラス

平均60点平均よりはギリギリ上というところ。
評定は3メインで2無し、4少し、評定29~32ぐらいですか?
副教科次第では評定は化けているかもしれません。

県立(50)・市立松戸高校(51)
市川昴高校(49)
市川南高校(44)

模試力次第で市川東(54)あたりも圏内です。
この成績あたりだと東に行きたい子も多いでしょうね。
なら必死に勉強して偏差値を55まで上げてください。
東は基本的に350点の子が行く学校です。
評定負けの場合、55は必要です。

定期テスト350点前後のクラス

平均70点、暗記一辺倒だけで行けるギリギリのラインですね。
3と4半々、得意科目ならもしかしたら1つ5、
といったところでしょうか

評定は31~34ぐらいでしょうか。

市川東(54)
船橋芝山(54)
船橋啓明(52)
市立船橋(50だが、船橋市外だと+2~5程度)

あたりを受ける子が多いでしょう。
模試力もあれば、

国分(57)、松戸国際(58)、津田沼(58)が狙えます。
もちろん評定負けなので、模試で60は取りましょう。

「勉強が苦手」な生徒は、ここが目標ラインだと思っています。
350と400には思ったより大きな壁があるんです。

ここまでは単に努力するだけで行けます。
時間と量です。

定期テスト400点前後のクラス

平均80点。暗記だけでなくある程度の思考・判断力も必要な領域です。
評定から3がほぼ消えて、苦手科目で1つあるかないか。
オール4、あるいは1つ2つ5が付きますかね。
評定35~38となると

幕張総合高校(61)
国府台高校(60)

津田沼高校(58)
松戸国際高校(57)
国分高校(57)

がありますね。松国・国分なら手堅いでしょう。
幕張総合・国府台だと偏差値をしっかり取っておかないといけません。

模試が得意なら船橋東(64)・小金(66)・薬円台(66)も圏内です。
もちろん、評定負けなので模試偏差値は+1~2は欲しいです。

 

定期テスト450点以上のクラス

平均90点。ここまでくると、校内順位TOP10に入っていると思います。
評定も態度が悪くなければ「5」が3つ4つとついてくるでしょう。
授業態度次第では5科25か、24でしょうか。
国府台、津田沼レベルでは物足りなくなりますね。

評定は38~40、副教科もいい場合は43前後でしょうか。

小金高校(66)
船橋東高校(64)
薬円台高校(66)

2学区ですとこのあたりを志望するでしょう。

少し遠いですが、
市立千葉(65)・千葉東(68)あたりも可能ですね。

よほど模試が悪くなければ、県TOP校以外は好きなところへ行けます。
うちの塾で対応している問題は偏差値68ぐらいまでなので、
70以上の高校に行きたいなら、残念ですがTOP専門クラスを設けている
塾へ行くべきです。

番外

県TOP校の県立船橋(70)・県立千葉(71)、東葛飾(69)は、
定期テストでは推し量れないレベルの学校なので、
模試でないとちょっと判断できません。
定期テストの意味合いが薄い世界なんですね。

受験生は5科目オール5が多いですが、
成績は平均4で3混じりながらも偏差値75前後、という生徒もいますね。

 

まとめ

この地域で300点以下は本当に選べる学校が少ないです

なんとなく市川南ぐらいなら平均点以下でも・・・とか、
平均点とっていれば市川東ぐらいは・・・
とか、思っていませんでしたか?

とんでもない。

本人たちもそうですが、保護者の皆さんにも、これは認識してもらわなくてはいけません。

 

300点・5教科評定16以上
これが死守すべきラインだと思っています。
高校は、選んで決めてほしいからです。
選択肢のない進学は、モチベーションに響きます。

350点までは学習習慣の改善で基本的に到達可能と思っています。

もちろん、学年が進むほど、改善に時間がかかりますが。

勉強を特別苦手とはしていないなら、400点圏↑
国府台・津田沼が一つの目標ラインです。

集団の上位には450点圏、
小金、船橋東、薬円台を目指してもらいたいと思います。
450点圏とありますが、420点あたりでも全然このあたり狙いだと思います。