雑記

AIの時代に求められる能力とは

市川田尻藤原塾

藤原です。

中1・小6で生徒の募集をしています。
他は満員です。

今日は雑談です。
もちろん勉強の話につなげていきますよ。

OpenAIを象徴とするAI時代が始まります。

ここ10年程、インターネット、スマートフォンの次に来る発明はなんだ?
という議論がずっと繰り返されてきました。

それはWeb3.0、すなわちメタバースではないかと言われていましたが、
こちらは普及はなかなかうまく言っておりませんね。

そこに颯爽と現れたのはOpenAIのChatGPTです。
使用したことがある人なら、確実に新しい時代が始まったことがわかると思います。

本当に「ほぼ何でもできる」んですよね。

例えばですよ、
「中学1年生向けに英単語の書き取り問題を作成して。問題は名詞と形容詞と動詞の原形に限定して。excelに転用できるようにセルに分け、左側を日本語、右側に英単語を出力して。問題数は20問。」

な~んて注文をAIにしてみますね?さすがにこれは…

出来ちゃいますね???
1分で完成しました。
最後のrestは少し難しいですが、許容範囲です。

これで、1世代古い「ChatGPT3」ですからね。
最新のGPT4だともっとヤバいらしいですよ。

AIが社会に与える影響とは。

さて、このAI技術はたった数か月でとてつもない進化を遂げています。
恐らく、5年後には想像もつかないことをAIが行えるでしょう。

それによって、私たちの仕事も大きく変わってきますね。
失われる可能性の高い仕事をいくつか見ていきましょう。

「小売業」・・・コンビニ、スーパー等ではコスト削減のためにもAI化が急速に進むでしょう。商品の管理、発送から店頭での品出し、レジ。
これら全て都市部では数年でAIがまかなうことになると思います。

「運送業」・・・商品の運送や、タクシーなどの仕事も、国が規制をして保護しない限りはAIが独占するでしょう。現在では安全面から難しそうに見えますが、既に自動運転専用レーンが作られ始めることを知っていますか?
海外の話?いいえ、日本の東名高速道路です。先週ニュースになりました。

「一般事務」・・・お金の計算をする経理や、書類の整理などはAIの得意分野です。当然AIが取って代わります。

「農林水産業」・・・水やり、雑草の駆除、収穫、家畜の管理はロボットにとって代わっていきます。

端的に言って、パターン化された作業であればあるほど、AIで代用できます。

AI時代に身につけたいスキルとは

AIは理系分野に強いですから、今までのように理系完全優位の時代は
終わるかもしれません。では、どういったスキルが台頭するでしょうか。

まず、手っ取り早いのはAIを使いこなす技術です。
AIを作るというよりは、パッケージ化されたAIを、状況に応じてカスタマイズさせていくスキルですね。

例えばスマートフォンの普及によってアプリの開発が一般化されました。
それと同じ要領です。
もちろん、アプリの開発ができる人間は全体の1%ほどでしょうから、
AIでも専門的な学びは必要です。

営業力の時代が来るかも…?

多くのものがAI化していくと、理系だけではなく、文系能力が必要なのかという問題も出てきます。

いま、AIは「要約」すらやってくれます。
長文を貼り付けて、「3行でまとめて」と言えばやってくれます。
英訳や和訳も5秒で完了です。

国語は不要になるでしょうか…?

いえ、私は、国語こそが必要な時代が来るのではないかと思っています。

確かに、会話もまた、AIが可能になる領域だと思います。
しかし、高価な商品であるほど、対面であることが求められるのが世の常です。

塾もそうですね。AI指導は恐らくあと2~3年だと思いますが、
それでこの仕事が無くなることは多分ないと思っています。

AIにできないこと、「人の温かみ」を持たせることが、
AI時代に生き残っていくスキルだと思えてなりません。

すなわち、コミュニケーション力です。
言葉としぐさで相手に効果的に伝えるスキルこそが、
これからの時代に求められるものでしょう。

まとめ

コミュニケーションが希薄になった現代。
だからこそ、
人の行為に付加価値をつける時代がやってきます。

確かに今、コミュニケーション無しでも可能な仕事は多くありますが、
AIの登場によって、これらは「単純作業」と呼ばれるようになるでしょう。

これから求められるのは豊かな人間性・意思伝達力。
人としての魅力を磨いていくことが必要ではないでしょうか。