桜の季節ですね~
小中高校、共に今週が入学式でした。
おめでとうございます。
新1年生はクラス編成が気になるようで、
入学式前日はドキドキと落ち着かない様子がほほえましかったです。
彼らには言いましたが、住めば都ですからね。
小学校より人数増えますから、
なかなか思い通りのクラスじゃなかったかもしれないですけど
それはそれで楽しみましょう。
六中・高谷中専門塾 藤原塾です。
そんな1年生はあと2名で募集締め切りとなります!
講習が終わりました
2年・3年はやり直しの徹底、大分進みました。
どうしても終盤に強制呼び出しになるケースも少しだけあったのは残念でした。
徹底率90%というところですね。4月で100%にしますよ~!
勉強の基本に「1:1:1の原則」があります。
解く時間、解説を聞く・読む時間、解きなおす時間の比率を同じにするのが好ましい
という考え方です。
私も常々言っていますが、
「解く」だけでは全く点数は上がっていない。
できなかった問題をできるところまでやる作業のために、
「解く」は存在するんですよね。
解きっぱなしの問題が1問もないという状態を目指します。
そして、なおせていない問題があることを「気持ち悪い」と感じられるぐらい、
歯磨きと同じレベルの習慣に取り入れてもらいたいですね。
話が変わりますが、そう考えると歯磨きって大事ですよね。
実はこういう学習習慣のルーティンは、勉強以前に生活習慣から派生しているんでしょうね。
歯を磨く、風呂に入る、部屋を掃除する、食べたものを片付ける、決まった時間に起きる・・・
こういうことは多分、学習と結構深いところでつながってるんじゃないでしょうか。
これもいつも言いますが、生活がきちっとしている子は勉強もきちっとしてるんですよね。
逆も然り…!
あなどれません。
1年の英語がヤバい
ヤバいです。
ウチの子たちができないという話じゃないです
内容が難しい。
わかってたんですけど、
現実を突きつけられましたね。
例えば今月の総進テストは、「6年生の英語の復習」という範囲ですけど、
「What time do you get up everymorning?」
ぐらい知ってるよね?習ったもんね?書けるよね?
みたいなスタンスで聞いてるんですよね。
去年だとこの範囲、夏休みに教えましたよ。
今年からの小学生はこんなのできるんだなぁ、すごいなぁ
と思いますが、そうじゃない。
小6ができるわけないでしょうよ・・・!
実際の新中1は小学校でThisもThatも書きおぼえしていません。
英語塾でも行ってなければmotherも書けない状態での中1スタートです。
つまり、本来「教えるとされていること」と
「実際の小学校現場で教えていること」が
びっくりするぐらいズレてるんですよね。
だって私も、教員時代に英語が導入されるってなったとき、
市の教育委員会主催の講習会に参加しましたけど、
「英語はとにかく楽しく!積極的に声に出す指導さえすればよい!文法を教えるわけではない!」
ってすごく偉い人に言われましたもん。
だから、今でも小学校の英語教育は、
歌を歌い、テーマ発表をすること(夢とか)です。
でも、今回のテストがそうであるように、
学校の教科書やワークは、そのズレを前提に作られてはないんです。
それが塾業界がさわいでいる、「今年の英語はヤバい」なんですよね。
今年の英語は大荒れ間違いなしです。
通ってくれてる子たちだけでも沈まないように舵取りするのが私の仕事です。
多分、一度沈んだら戻ってくるのは難しいじゃないかと思ってます。
危機感バリバリです。
新1年は当分英語5割、残り科目5割、ぐらいの力配分でいいと思います。
それが塾でできるのは全科目私が見てるウチの強みですね(笑)
やっと目の前の仕事が片付きました。
わたしは物覚えがいいほうではないので、
仕事のタスクを
「今すぐやる仕事」
「必ずやるが今でなくていい仕事」
「できればやりたい仕事」
に分けています。
パソコンのメモ帳に書いては消して
やっているわけですが、
春期中、「今すぐやる仕事」が大量にたまってしまっていました
それというのも春期講習前日、あんなに忙しくなるとは…
体験を3月スタートにしたことで、申込の面談ラッシュが起きたんですよね。
ありがたいことなんですけどね。
3月を塾運営者として迎えるのは今回が初めてでしたので、
こんなに忙しくなるとは思っていませんでした。
いままで、申し込みは勤務先の受付さんが全部やってくれていたんですよね。
今頃気づく、ありがたさ。
春期に溜まった仕事もひと段落つきまして、
やっと「必ずやるが今でなくていい仕事」が終わります。
最後が、このブログを書くことです(笑)
塾文庫を作りたい
「できればやりたい仕事」の1つです。
文庫用に棚を買ったんですが…
モノオキニ ナチャタヨ…
なんなら2台目組み立てずに一番上に乗ってますからね。
いや~、サクっとAMAZONとかで買ってしまおうと思ったんですが、
なかなか本の選定が難しい。
「子供が読んでくれる本」と「私が読ませたい本」は違います
折衷案のような本を見つけなければいけませんが、それがなかなか…
土曜にすこし本屋で見てみましたが、私も本気で買うモードじゃなかったんでピンと来ず。
近いうちにメガ書店で本腰入れて探してみようと思います。
今後「藤原塾」をどうしていくか
これをまとめておくのも、「できればやりたい仕事」でした。
長くなりそうな気がします…別記事にするかもしれません。
この間、高校の先生と話していた時に、
ウチの塾が大体定員になってきているという話をしたんですが、
「もっと大きくしないんですか?もったいない!」
と言われました。
私はあんまりそうしたいとは思ってないんですよね。
人を雇って大きくするほど、自分のやりたいことからズレていくものですからね。
いまの定員は全学年合計39人なわけですが、
ちょうど、私の小学校教師1年目の時の生徒数なんですよね。
結局、子供との一人一人のつながりを確信できる人数の限界は多分40人程度なんじゃないかなと思います。
もちろん器の大きいひとであれば、もっと受け入れるのでしょうけど…
私のキャパは40人あたりで摺り切りいっぱいという感じです。
この3月は生徒が16名増えましたから、特にそれを感じました。
だから私の向かう先は拡大路線ではないんですよね。
じゃあ何の野望もないのかといえば、あります。
なんというか、格好をつけた言い方ですけど、
「この地域の役に立つこと」です。
もちろん、ボランティア精神でやっていくという話ではないです。
ちゃんと自分が生活できるだけのお代を頂いてますから。
自分が理想とする塾を運営して、
自分が生活できるだけの収入があるうえで、
地域の人に「この塾があってよかった」と思ってもらえる塾になれたら
最高だな~と思います。
できれば、卒業生が社会でやっていけるようにウチで働く経験とか積んでもらったりして
そういう塾になることが、自分の野望ですね。
そういう風に仕事を楽しむ生き方を子供達に見せるのも、
教える人間の責務みたいなものじゃないかな~と思っています。
おっとっと、居酒屋で語るような話をしてしまいました(笑)
私、おさけ飲めないんですけどね…!
さて、以上です。長くなったんでそのうち分けるかもです。
月曜日からまたよろしくお願いします!