今冬は雪があまりふりませんでしたが、寒さだけはなかなか終わりませんね。
さて、今回はお待ちかねの公立入試についてです。
前回の私立編はこちら
「概要編」としました。科目を扱うのは次回以降で考えています。
入試の種類
結論から言えば、基本的に入試は一種類です。
推薦もない、前期後期もない。
県外出身や親世代ですと、高校入試にも推薦があったのでは?と思われるかと思います。
ですが、2010年を持って推薦入試は廃止となっています。
また、兄姉がいらっしゃる家庭でも、試験は前期後期制では?と思われると思います。
こちらも、2020年をもって廃止となりました。
よって、来年から公立高校入試は実質1本勝負となっています。
この試験で定員に満たなかった学校のみ、2次募集を行いますが、人気のない学校のみとなってしまいますね。
入試の日程
1本化に伴い、日程も大きく変わっています。
来年度(令和2年度)の流れを順に見ていきましょう。
1.願書提出
自分で受けたい学校に願書を持っていく日です。
2/9~12が設定されています。
2.志願変更
出された願書の数は、新聞やネットで公開されます。
その倍率をみて、志願高校を変更することができます。
2/17~18が設定されてます。
3.本試験
本番の試験です。試験日は2日間です。
1日目は国数英。1科目50分ですが、英語のみリスニングあるため60分です。
2日目は理社と、各学校が定める検査があります。作文・面接・自己表現などがあります。
2/24~2/25が設定されています。
4.合格発表
説明不要でしょう。
3/5が設定されています。
受けられなかった場合は追試験
特別に認められた事情で受験できなかった場合は、追試験というテストが用意されています。
入試の配点
まあこれが気になりますよね。
ただ、これは「学校によって違う」ものです。
一般的な配点について確認していきましょう。
1.本試験の点数
本試験の点数は100点満点×5科目=500点満点となります。
ただし、理数系の学校では数学と理科を1.5倍して150点満点としたり、
国際系の学校では英語を1.5倍して150点満点としたり
決まった科目の点数だけ多くなる場合があります。
※このあたりは今後のブログでもまとめていこうと思います。
2.調査書の点数
評定(1~5)×9教科×3学年
の135点満点です。
学校によってこれをさらに倍にしたり半分にしたりする場合もあります。
さらに、部活動や出欠、資格などを加点する学校もあります。
このあたりは今後1校ずつ分けてまとめていきたいですね。
とにかく、メインは135点です。
1年生からしっかりと点数を稼いでおかなくてはいけませんね。
私は「オール4」がひとつの目指すべきラインだと思っています。
もちろん5をとれるなら取ればいいので、要は3をとらないことですね。
オール3とオール4では、3年間で27点変わってきますよ。
各学校が定める検査
面接・作文・自己表現など、各学校が設定している試験です。
配点も全くバラバラで、内容も様々なので、これも後々まとめていこうと思います。
3~40点ぐらいが普通です。1
まとめ
公立入試は1発勝負!
合否は、調査書・本試験・独自試験の3本柱!
次回は市川田辺周辺を中心に、学校の特色を見ていきましょうか。