市川田尻藤原塾です。
コツコツ作っていた私立高校一覧が、ある程度出来上がったので掲載します。
2021年度入試をもとにした、千葉2学区中心22年の私立高校一覧です。
推薦基準は3年度入試(去年)のものです。
わかり次第更新します!
推薦基準は部活や資格などで+1~3の査定がある学校が多いです。
上位の学校に行くほど+査定は少なくなる傾向があります。
とりあえず一覧でみていきましょう。
●どうやって見るの?
総進偏差値→総進図書が指標として出している偏差値です。Sもぎ、総進テストに準拠。
推薦A→単願推薦のことで、受かれば必ず行くことを条件に合格がもらえます。試験結果に関わらず、ほぼ確約。
推薦B→併願推薦のことで、千葉では一般的な受験方式です。基本的に何校でも受験でき、辞退可です。ほぼ確約。
一般→推薦なしでの受験です。入試での結果が良くないと合格できません。ある意味一番普通の入試。
推薦と指定校推薦の違い→推薦は高校入試、指定校推薦は大学入試の話です。
2学区(入りやすいコースがある順にしています)
不二女子(女子校)
総進偏差値:40
推薦A:9科23
推薦B:9科25
特色を一言で:推薦基準に満たなくても、単願は実質不合格が出ていないようです。生徒の半分は専門学校に進学しています。
学校HP
学館船橋
総進偏差値:普通44 情報42 工芸41 食物41
推薦A:普通5科13or9科23 情報5科12or9科21 工芸・食物設定無し
推薦B:普通9科26 情報9科24 工芸26 食物設定無し
特色を一言で:説明会では食物=料理人コースを推しています。就職を視野に入れたコースが多いです。就職13%、専門学校35%と、その方面に進む生徒の多い学校でしょう。普通科は指定校による進学が多いように見受けられます。
学校HP
秀明八千代
総進偏差値:特進57 国際53 文理46 総合44
推薦A:特5科18 国・文5科15or9科26 総5科13or9科23
推薦B:特5科20 国・文5科17or9科28 総5科15or9科27
特色を一言で:大学進学率5割、秀明大学への枠があります。校風はぱっとしませんね。
このあたりの内申(9科25~27)で大学進学を考えるなら、ここでしょう。
9科推薦が千葉商大に届かない場合はこちらが検討できます。
学校HP
東葉
総進偏差値:特進52 選抜45
推薦A:特進3科11or5科18 選抜5科17
推薦B:特進3科12or5科20 選抜5科18
特色を一言で:運営方針が変わって勉強中心にシフトしました。実績はこれから次第です。
学校HP
千葉商大付
総進偏差値:特進56 選抜54 進学51 商業47
推薦A:特進3科12or5科20 選抜3科11or5科18or9科32 進学3科10or5科17or9科30 商業3科9or5科16or9科28
推薦B:特進3科13or5科20 選抜3科12or5科20or9科34 進学3科11or5科18or9科32 商業3科10or5科17or9科30
特色を一言で:2021年に新校舎、2022年に新クラス新設と、改革に乗り出しています。大学のようにオープンな校舎スタイルを目指していることがわかります。
9科推薦があるので、副教科が得意なら、推薦に乗せられるかもしれません。
学校HP
学館浦安
総進偏差値:特選61 特進57 国際53 総進49
推薦A:特待5科24 特進5科20or9科34 国際5科17or9科30 総進5科16or9科29
推薦B:特待5科25 特進5科21or9科35 国際5科18or9科31 総進5科16or9科29
特色を一言で:野球とサッカーのみスポーツ単願推薦あり(5科13or9科25)、
近隣校なので、当塾にもよく入試担当の先生が挨拶に来てくれています。
推薦は千葉商大より1ポイント上です。
学校HP
昭和学院
総進偏差値:IA(国際)・AD(選抜)56 GA(普通)52
推薦A:9科32
推薦B:5科20or9科34(5科22で上位コース)
特色を一言で:コース割が大きく変わったので偏差値は参考。他に少数クラスのTA(特進)あり。設備はかなり上等で、運動に力を入れている学校です。なぜかプラネタリウムがあります。
学校HP
和洋国府台(女子校)
総進偏差値:特進60 進学54
推薦A:特進5科21 進学5科17or9科31
推薦B:特進5科22 進学5科17or9科33
特色を一言で:和洋女子大の隣にあります。敷地が広く大学の設備が一部使えるのはいいところでしょう。校則がきびしいのでは?という意見もありますが、それがいいところとも言えます。
学校HP
聖徳付属VERITAS
総進偏差値:56
推薦A:5科17or9科31(特待5科21)
推薦B:5科18or9科32(特待5科23)
特色を一言で:今年から共学になりました。男子は部活メインで考える際には現在創部1年目ですから、気をつけましょう。しかしながら野球部は、名前だけで球児を集められるレベルの舘野文彦監督を呼び寄せるなど、本気で男子を集めようとしていることがわかります。
学校HP
東海大浦安
総進偏差値:57
推薦C:5科18or9科34
推薦B:5科20or9科36
特色を一言で:単願の場合、推薦Cに+2あると、学力試験免除(推薦A)です。推薦Cでも去年落ちた生徒はいないみたいです。併願にそういうのはありません。
生徒の80%が東海大へ指定校進学します。東海大を目指すなら最高の環境ですが、
偏差値57で入って東海大に絞るのが正解かはわかりません。就職には強いと聞きますが。
学校HP
八千代松蔭
総進偏差値:IGS66 進学58
推薦A:IGS5科22or9科38 進学9科35
推薦B:IGS推薦なし 進学9科37
特色を一言で:この偏差値にしては部活よりの学校です。そのぶん、偏差値66のクラスがあるにしては少し物足りない進学実績ではあります。
学校HP
日出学園(※2022年度更新)
総進偏差値:特進63 進学59
推薦A:5科21(加点無し)
推薦B:5科23(加点無し)
特色を一言で:推薦のコース指定不可。試験の成績で特進に行けるか決まります。
当塾からかなり近くにある伝統ある学校です。それだけあって指定校推薦が優秀です。
推薦が1ポイント上がりました。おいしい学校だと思ってたので、そりゃそうですよね…
幼等部からあるので、一番上の実績はそういう子の一部だと思います。
なお、特進は指定校推薦できません。
学校HP
千葉日大一
総進偏差値:60
推薦A:5科20
推薦B:推薦はありません
特色を一言で:大半は日大へ指定校です。特に内部進学生はほぼ日大が実態の様子。
このレベルの附属にありがちですが、「それ以上」を目指す生徒が少ないです。
とはいえ、推薦基準は同じですが、日大習志野よりは一般入試が簡単なので、
日大を目指すなら一番の近道です。
学校HP
国府台女子(女子校)
総進偏差値:選抜63 普通60
推薦A:普通3科13or5科21(英検準2級で加点1)
推薦B:普通5科22(加点無し)
特色を一言で:推薦のコース指定不可。試験の成績で特進に行けるか決まります。
勉強第一のスタイルですが、合唱・ダンス・吹奏楽など文化系では全国クラスもあります。
指定校も豊富ですが、小等部からある関係か、進学大学はピンもあればキリもあります。
学校HP
日大習志野
総進偏差値:64
推薦A:5科20(加点無し)
推薦B:一般入試のみ
特色を一言で:知り合いに卒業生がいますが、高校はのびのびと好きなことに熱中できたようです。半数以上はそのまま日大へ進学します。3年生時の上位クラスは日大以上を目指すようです。
学校HP
専大松戸
総進偏差値:E66 A65
推薦A:推薦はありません
推薦B:推薦はありません
特色を一言で:2学区2番手。中学お受験で超人気。
専大附属ですが、専大への指定校推薦は15%ほどです。県船・県千葉のすべり止めになりやすいので、内部進学を考えない生徒が多いのでしょうか。国立にも千葉の学校にしてはそれなりに実績を出しています。ただし、実績としては公立の薬園台より少し下です。
学校HP
市川学園
総進偏差値:71
推薦A:9科38(スポーツ・芸術推薦は36)
推薦B:一般入試のみ
特色を一言で:県内私立最高峰、中高一貫メインのマンモス校
2学区だけではなく、県内で最も進学実績を出している私立学校です。
2学区から東大に行くなら、ここか、県船の2つしかありません。
推薦Aでも半分は落ちます。
学校HP
他学区
千葉聖心(女子校)
総進偏差値:40
推薦A:9科18(5科18で特待)
推薦B:9科25(相談十分に可)
特色を一言で:ほぼ受け入れ可と思われます。進路は専門5割、短大1割、就職2割です。
学校HP
植草学園
総進偏差値:特進55 英語52 普通44
推薦A:特特5科21 特進5科20 英語5科18or9科32 普通5科15or9科28
推薦B:内申基準なし
特色を一言で:植草大学の附属であるため、そのまま進学という流れが多いようです。
あまり実績が詳しく出ていないですが、運営側が植草大に行かせたいなら、成績を上げさせる必要はない…ですからね…。勉強以外を優先させたいなら良いのではないでしょうか。
学校HP
千葉経大附
総進偏差値:特進58 文理52 情報47 商業45
推薦A:特進5科20 文理5科17 商業・情報5科16
推薦B:特進5科22 文理5科18 商業・情報5科17
特色を一言で:部活の盛んな高校で、全国レベルの部活も多くあり、スポーツ推薦も多く行っているイメージがあります。
やりたい部活がある場合は、ガチか、エンジョイか見てから決めたほうが良いです。
学校HP
二松学舎大柏
総進偏差値:特進56 進学50
推薦A:特進5科20 進学5科19
推薦B:特進5科22 進学5科21
特色を一言で:いわゆる進学校です。同じ単願5科20なら日大附属のほうが「文東立松」クラスより魅力的だと感じてしまいますが…、併願でも21から受けられるのは魅力でしょうか。
学校HP
日体大柏
総進偏差値:アドバンス61 進学50
推薦A:アドバンス19 進学17
推薦B:アドバンス20 進学18
特色を一言で:当然、体育会系の学校です。
実績に関しては、学力というよりスポーツでの指定校推薦が考えられるため、
学習の実態がわかりにくく、明確な目的をもっての入学以外はお勧めしません。
学校HP
敬愛学園
総進偏差値:特進60 進学53 β50
推薦A:特進21 進学19 β17
推薦B:特進22 進学20 β18
特色を一言で:最近では珍しく、中高一貫ではありません。
入口が広いため、日東駒専から親元の敬愛大、専門学校とかなり進路には幅があります。
麗澤高校
総進偏差値:S特進66 特選62
推薦A:一般入試のみ
推薦B:一般入試のみ
特色を一言で:偏差値の割に校則の厳しい学校です。半分は中学からの進学です。
下の芝浦と同じく、ボリューム層はやはり日東駒専へ進学します。
芝浦工業大附柏
総進偏差値:GS66 GL64
推薦A:一般入試のみ
推薦B:一般入試のみ
特色を一言で:専願はありません。テスト勝負です。
難関大や国立にも多く合格を出していますが、生徒が多いためボリューム層は日東駒専です。
昭和学院秀英
総進偏差値:69
推薦A:一般入試のみ
推薦B:一般入試のみ
特色を一言で:専願なし。入学確約書を提出することはできます。
昭和学院短大はありますが、つながりはあまりなく、
附属高校ではない単独の高校がここまでの偏差値をたたき出しているということは、
それだけ満足度の高い学校ということです。
渋谷幕張
総進偏差値:72
推薦A:一般入試のみ
推薦B:一般入試のみ
特色を一言で:千葉私立入試難度NO1。千葉の中学受験生みんなの憧れ。
ただし、実績は市川学園に後れを取っています。
専願なし。得点勝負です。また、学力試験は私立では珍しい5科です。
渋谷なのか、幕張なのか。幕張です。
以上が藤原塾からでも通える圏内の千葉の私立高校リストです。
東京も一部追加予定です。