校舎紹介

これまでに新たに始めたこととと止めたこと。

原木中山、本八幡から通える塾、藤原塾です。
現在2年生のみ空席があります。

久々に「原木中山・塾」でググってみると、当塾は1ページ目に出てきませんでした…

大手個別3つと、何故か妙典方面の塾が先にHIT…

「原木中山・集団塾」でググってみると、個別の大手塾が先に出てウチは2ページ目でしたこういうのも対策したほうが良いんでしょうが、広告費がかさむと授業料に響きますからね。
いつも口コミで広めていただいてありがとうございます。
感謝しかないです。8割以上口コミ入塾で成り立っています。

塾の取り組みをふりかえってみます。

塾の紹介を兼ねて、授業のあり方や教室のことやシステムなど、どう変えていったか
書いていこうと思います。

「習熟テスト」について

授業についていけているかどうかを判定する「習熟テスト」、
構想自体は最初から持っており、早い段階で導入を開始しました。
問題は簡単にして、解けなければ追試というスタイルです。

これについては今年から計算問題を減らして、言葉の問題を多くしました。
そして、原則前回授業からのみの出題に変更。
また、プリントそのものがノートのように完成する形に変更し、
追試になった場合はすべてをノートに書き写し、
再度その単元の授業ノートが出来上がるようにしました。

これで欠席した場合にもノートが取れます。
問題量が減ることについては、宿題の方でカバーするようにしました。

作る手間は少し増えましたが、補講をする際の教材としてそのまま使えたり、
時間に余裕がある回でまとめて解いてもらって復習するなど、
反復に役立つものになりました。

「暗記テスト」について

週1実施だった1・2年の漢字テストが、3週に1度の実施に変更になりました。
本当はもっとやりたいですが、理社が入った関係です。

その理社も3週に1回ずつ実施。
1年目に感じた「テスト前に重要語句1つもかけない問題」への対策です。
なかなか、覚えた分だけ頭に残すのは難しいですが、
それでも半分残っていれば御の字。始めて正解でした。

漢字は3年になれば毎週実施になりますし、
講習時は3回に1回実施なのでそこでカバーです。

合格点は原則9割。1年生のこの時期までは8割です。
12月から1年生は9割合格に切り替わりますね。

「授業科目」について

けっこう悩んだ部分ではあるんですが、
国数英から5科目に変更しました。
「理社はテスト前のみ」から隔週実施になりました。
1か月で理科の授業時間は80分程度しかありませんから、
かなりアクロバティックです。
時短の為に穴埋め形式のレジュメを用意するか思案中。

「講習」について

結構迷走したのが講習ですね。
毎日やるのが大事だと思って、英数国各40分にしていた講習時間割。
英数の確認テストをすると時間が30分しかないので、さすがに進まない。
そこで去年、英数を合体させて隔日実施に。

さらに今年から理社が入ったことにより、
国語の授業は理社国の三交代制になりました。

それから授業間隔ですね。
「3日授業して1日休み」、というローテーションでしたが、
「平日5日やって土日休み」が基本になりました。
結局、曜日が固定じゃないのは準備しにくいかな、という判断です。

「宿題」について

最初は前職と同じように、テキストから出していましたが、
「宿題を完璧に実施させることが一番伸びる」と気付き、
プリント実施にして、こちらで一度預かり、自己採点させることは基本無くしました。
採点したものは次に塾に来る時に返却、受け取ったら次に塾に来る時にやり直して提出、
というサイクルにしています。
これの徹底が難しいところですね。

宿題のやり直しをするという習慣が圧倒的に少ない。
多分、小学生のころにやってないでしょう?
やっても、答えを書き写すだけのやり直しで終わっていると思います。

解く→採点する(される)→間違った問題に取り組む

これができれば勉強はほぼ完結しています。
実際、優秀な生徒ほど、ここをしっかりやってくれます。
逆に言えば、覚えが良くない子ほど、ここがだらしないですね。

適当に解く、間違いは放置。

これが結局勉強で一番悪さをしている部分だと睨んでいます。
まず塾で徹底させて、それが学校でもやれるようになれば、
もう勉強で(お互いに)苦労することはないでしょう。
一番労力をかけているところです。

授業について

最近音読を重視し始めています。
ちょっと時間を食ってしまうので、どうしても蔑ろにしていましたね。
そのあたりの弊害が出てきているように感じているので、
時間がかかっても、「読む」を大事にしていこうと思います。
国語の話ではないですよ。全科目の話です。

それから、「集中力を鍛える」というところも特に1年向けにやってますね。
40分×2の授業は、最初から最後まで集中できる状態を目指して、
厳しくも指導していこうと思って取り組みを始めました。
中学受験時代は結構やってたんですよね。
「パン」と手を叩いたら手を止めて顔を上げて先生を見る。
とかですね。ウチの生徒にもやってみようかと。

成果に乞うご期待。

「報告書」について

開業時は週1で送ってたんですが、今は隔週ベースになりました。
報告書を今の人数で全員分書くと、大体4~5時間ぐらいかかります。

ちょっと業務的に限界がきたため、このペースになりました。すみません。

それでも、2年、3年と報告書を書き続けていると、書くことに困ることも結構あるんですよね。
というのも、「こういうところが気になっていて、こういうアプローチを掛けています」
ということって、実際2週間とかで変わってくるものでもないですからね。

その子が十数年生きてきてやっていることの中で、
とりわけ「それは直したほうが良いでしょ」ということにアプローチを掛けるわけですから、
基本的に半年とか、下手したら入塾から卒業までかけて取り組むことも多いんです。

あとはどうしてもこちらから一方的に送り続けていると、
壁打ちのようになってきて、これが本当に欲している情報なのかわからなくなります。
ですので、「○○はどうですか?」とか「○○が知れて良かったです」とか、
反応がいただけると、報告の量や精度も上がってきます。
もし、もっと詳しく書いてほしい~とご要望であれば、コメントをつけていただけると大いに助かります。

「教室」について

今年から、12×3学年体制になりました。
当面は、下手すればこの先ずっとこの体制かな、と思っています。

設備としてはトイレの改装、プリンタの導入にお金をかけました。
今後も可能な範囲で設備増強をはかっていきたいところです。

あとはキョボちゃんことロボット掃除機が神のような働きぶりで助かっています。
もう彼なしでは生きていけません。

「リモート」について

今年は初のリモートを実施しました。
リモートページを作り、サイトから教材をUPして、入室する、という目論見は良かったと思います。

ただ、リモートの問題は、設備よりも仕組みの問題があります。
リモートのほうが楽だからという理由でリモート参加していると思わしきケースもありました。
それでいま止めてるんですが。

楽=成績は伸びません。
「寝ているだけで英会話ができるようになる教材」って昔流行りましたよね。
消えましたよね?そういうことです。勉強はトレーニングなんです。

リモート設備は年明けに増強しようと思っています。
また、冬期講習はルールを設定した上で、リモート参加できるようにするつもりです。

小学生について

小学部は試行錯誤の連続ですね。
多いので箇条書きで…

・宿題を原則実施に変更
・英単語練習の宿題を導入
・英単語テストを毎回実施
・100マス計算の導入
・宿題のやり直しをしてから授業開始

こんなところでしょうか。
今年、小学部から中学部にあがった子たちの出来を見て、
小学部で取り組むべきことを修正していきました。

特に英単語に力を入れています。あとは計算力ですね。
この2つを徹底的に鍛えておくことが、一番効果があると考えました。
それから音読まで手が出せれば良いんですが、ちょっと時間てきに厳しいですね。

 

さて、こんなところでしょうかね。
自分なりには色々考えて、一番伸びる方法を模索しているつもりです。
正解かどうかはわかりません。ダメならやめる。良ければ続ける。それを繰り返します。
次回?になるかわかりませんが、
今後塾をどうしていくのかという展望についても書ければと思います。

それでは!