雑記

休暇をどう使ういますか?

市川田尻藤原塾

GWも最終日ですね。

各ご家庭、どういったGW休暇を過ごしたでしょうか。

当塾は開校以来、GW・盆・年末年始は特別な宿題を出さずにガッツリ休みにするという方針を取っています。

これは管理の問題など理由はただひとつと言うわけではないですが、
少なくても休暇はひとに命令されて勉強する時ではないと考えているからです。

宿題がたくさん出たほうが安心するのはわかりますが、
実際のところ、安心するために宿題をたくさん出すのも違いますね。
また、上手に休むということも社会に出てからは必要ですよね。
まあ、教員や塾講師などはうまく休めない人の多い職種なんですが…(笑

上手に休むとは?

さて、これは教育的視点というより個人的な考えです。

まず、何をして過ごすかに正解はないと思います。
知らない土地に行って珍しい体験をしたから良いとか、
家でゴロゴロしてたら悪いとか、
そうじゃないと思うんですよね。

究極的に言えば、
「休暇最終日に次も同じように過ごしたいと思えるか」
「そのために次の休暇まで頑張ろうと思えるか」

だと思います。
何をするかというのは、その結論に至るまでの手段の1つですよね。

今回の休みを振り返って、
「別に。とりあえず明日からの学校がダルい。」
みたいな感想しか持てないのなら、それはまあ明確に休暇としては失敗してますよね。

そうなってしまったなら、
「今回は絶対やってはいけない休暇の過ごし方を経験できた。次は最高のGWを過ごすぞ!」
と考えるしかないですね。

心身共に健康で、時間に追われず過ごせるゴールデンウィークって一生に何回あるでしょうかね。
40回ありますかね?
だからただ通過するものでは勿体ないですよね。
振り返って最高のGWを。

その手段として、
勉強を頑張って自己肯定感を高めるもよし、
お手伝いやボランティアに励んで承認欲求を満たすもよし、
友達と走り回るもよし、旅行もよし
寝て過ごすも、ゲームするもYoutube100時間見るも
何でもいいと思います。

大事なのは今、活力を得られたかどうかです。
だから私は休み明けは「楽しめたか?」と聞くんですよね。

「別に・・・普通。」
みたいな結果ばかりが続くなら、
それこそ休暇なんてしなくていいです。
毎日黙々と勉強してましょう。
私はそれじゃつまらないな、と思いますけどね。

ちなみに私は前半は買い物で色々と必要なものを揃え、
中盤は大阪へ帰省、後半は趣味の調べ事をしてました。

調べ事、自分の好きなことを調べてるだけですが、これが楽しいんですよね。
子供で言えばポケモンの攻略本や恐竜の図鑑を読んでるようなものです。
本来の学びとはそういうものです。
学校で与えられる決められた課題の反復は、本当の勉強じゃないので、
自分で知りたいことを選んで、それを知り喜びを感じて欲しいです。

知るってことはですね、本質的に喜びなんですよ。
それが「得る」ものでなく「押し付けられる」ものになると苦痛なんですよね。

みなさんも出来れば「得る」GWだったらうれしいなと思います。

さて、休みが明ければ定期テストですよ?
気力は十分ですか?