受験情報

2024千葉県公立高校志願倍率

志願倍率速報が出たので手短に。
「倍率はあくまで倍率に過ぎない」という前置きは置いておいての評価です。
また、予測は予測にすぎませんのでよろしく。

昨年→本年志願倍率

千葉東1.34→1.35
一見低いが、上位専用のテストがあるので難度は高い

幕張総合1.62→1.53
相変わらずの人気。成績に関わらず志望する生徒もいるので予測が難しい

津田沼1.43→1.50
ここも高い。幕張エリア自体が人気か?

県船1.93→2.09
例年とほぼ変わらないが、2倍超えはインパクトがあるので薬園台、千葉東や小金などに一部流れる可能性あり。

薬園台1.45→1.52
偏差値65以上の上位校は軒並み高倍率だ。今年は優秀な生徒は公立に流れるか。

船橋東1.63→1.63
前年に続き高倍率だ。一昨年は低かったのだが。

国府台1.17→1.17
昨年のバーゲンが今年も続く。
しかも予想倍率は1倍割れとあって、国分志望からの流入が多そう。
となれば難度は数字以上に下がるか。

国分1.56→1.26
上記のことがあって国府台へ流れたか。上位が抜けたなら難度はそれなりに下がっていそう。

市川東1.44→1.16
昨年の倍率が嘘のように下がった。昴・国分から多少志望変更がくるか。

市川昴1.42→1.22
市川エリアは昨年異常に高かったが、その反動で大きく下げている。
上下の学校の倍率が低いのでまだ下がる余地もアリ。

市川南0.99→0.87
ほぼ定員割れ確定か。定員40減でこれというのはどういうことなのか。

小金1.54→1.71
人気校復活。昨年が安すぎた。

松国際1.60→1.36
立地の悪さがあっても倍率が高かったが、さすがに下がってきたか。
ずっと強かったコンテンツである国際教育というのも人気が落ちてきているのかもしれない。

鎌ヶ谷1.29→1.45
船橋エリアの上位はどこも激戦区だ。市川まで行くしか逃げ場がない。

東葛飾2.21→2.01
下がったものの流山の人口増も影響かまだ高い。

1学区は全体志願者が大幅減。
2学区は1~4学区中唯一の志願者増。
それでも市川・松戸エリアと船橋エリアで倍率に明暗がはっきりと出た。

船橋近辺の受験生は、東京に出るにも遠く、私立高校の選択肢が少ないということもあるだろう。ハードな戦いになる。

市川近辺の受験生にとっては、場所を選ばなければ今年は昨年のような倍率で受けなくても良さそうだ。東京に近づくほど倍率が下がるのは興味深い。