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夏期前半を振り返るその2

今度は私の話を中心に振り返ります。

主に、コロナに至るまでの話ということにはなると思います。
本当にご迷惑をおかけしてしまいました。

自分の反省も兼ねて、まとめていきます。

3度目の夏

私にとっては3回目の夏期講習となりました。
1・2回目の反省点を踏まえて、新しい取り組みも多くありました。

1・2年の理社国ローテーション

2年目から英数のローテーションを導入しました。
目まぐるしい講習期においては、80分落ち着いて遺憾をとるほうがイイとの判断です。
昨日の記事と矛盾するように感じるかもしれませんが、講習中はローテーションでも2日に1回は同じ科目が回ってきますからね。

そして理社国ローテーションを春から導入しました。
20で割ると1科目6~7回しかないので物足りないですが、
理社をやっていなかったときと比べてやはり学習全体をコントロールできているという安心感がありますね。
教えていると、理社の授業で水を得た魚のようになる子もいますし、
やはり理社の導入は正解だったと思います。

科目数が増えたことで大変になった部分もありますが、実際のところ全科目で一番準備に時間がかかるのは国語なんですよね。ですのでこれは負担にもあまりなりませんでした。

予告小テスト

1年生と2年生は1日1本、3年生は1日3本の暗記テストを行いました。
予告表を始めて作りましたが、私自身にとっても便利でよかったです。ホワイトボードも広くなりました。
今まで講習中は再テストを実施してこなかったのですが、
今回は無理くり何とか実施するよう変更。
特に1年生に関しては原則居残らせての再テストにしました。

「居残り」があるとなるとやはりテストにも多少張り合いが出てくるのがイイですね。
特に1年は英単語を覚える練習を夏でしっかりやっておきたいです。

居残りテストに関しては思うところもあるのですが、
とにかく管理が大変でした。
後半はもう少しうまく回せる準備をしておきたいですね・・・

ウチで人手が欲しいとするなら、ここともう1つ後述の対応をしてくれる人なんですが、
あまりにもピンポイントすぎて雇いにくいんですよね。
講習以外は必要ないですし。

宿題の管理

昨日の記事でもいったように、夏のテーマは学習ルーティンの徹底です。

宿題をどれだけ徹底できるかという点にはかなりの労力を割いています。
まずこれは基本的に普段もそうですが、全ての宿題を私が採点しています。

採点で見えてくることは本当にたくさんあります。
勉強というものをどのようにとらえて取り組んでいるのか、
おうちの人がどれくらい生徒の勉強に手入れをしているのか、

採点は生徒が帰ってからやることがほとんどですが、生徒との一番の対話の時間だと思っています。
普段はいいですが、講習中は修正事項があまりにも多いと、負担が多くなってしまいますね。
適当な取り組みを早めに排除しておかないと、自分の首が絞まります。

だから1日遅れて出されたり、白紙部分があったり、全く教えたやり方が実践できていない宿題は、徹底的にたたいていかないといけないんですよね。

そういうものに関しては原則居残りでやってもらう方針にしました。
それから忘れた場合は、やはりペナルティ付与ですね。
ここも見てくれる人を用意したいなぁ、とは思うんですよね。
2年の授業が始まってすぐあたりがとにかく忙しい。

初のリモート併用講習となりました。

便利に使ってもらえるかと思ったですが、結論から言えば、私自身はこの作業をうまく効率化できずにキャパを超えた感じです。
もちろん、他にも増やした仕事との重なりもありますが。

気軽に参加しやすく、例えばご実家に帰省中でも参加ができる。
そういう意味でリモートが利用できるのは利便性がかなりあります。
学習効果が下がるとしても、やらないよりはましですし、ぜひ導入していきたい。

ただ、1枚プリントを使うために、現地では印刷の1手でいいわけですが、
リモート生にはスキャン→PCのファイルから取り出してサーバーにアップロード→アップロードファイルからリンク取得して公開設定→共有ページにリンクを貼り付け
と4手かかります。
2枚なら2倍かかります。それを学年分用意します。

ホワイトボードも2面中1面しか映せないので、左右を対比させながら展開していく授業形態がとれません。数学なんかではこれが苦労しました。
また授業中の問題はホワイトボードで解かないとリモート生には伝わらないため、
どうしても講義の割合が多くなります。
さらに、出来を見つつ教材を変更するという臨機応変な対応ができないので、
どうしても全体の効率が落ちてしまいます

1学年ぐらいなら何とかなっていましたが、3学年分リモート対応が必要となったあたりで捌けなくなっていました。

リモートをやりながらだと、リモートの質問や連絡のメールが1時間に5~10件送られてくるので、それも捌きながら、目の前の生徒の居残り、再テスト、提出物、質問対応をやっていくわけですが、
まあ正直それはぎりぎり何とか捌けるんです。
ただそこに感染症対策や、自己の体調管理に意識を回せる余裕はなかったな、ということですね。

慣れも大きいでしょうし、機材もよくしていけば楽になってくるのかもしれませんが、
やはり根本的な部分で見直していくことも大切ですね。
時間はいまたくさんあるので、今後の検討をしていきたいと思います。