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塾経営目線で見る、「良い塾」とは

GWですね。田尻の塾、藤原塾です。

今回は表題について書いていこうと思います。

もちろん、
私は自分の塾にはまだまだ改善点はたくさんあるものの
自信を持ってサービス提供しています。

ただ、じつは4月だけでも10件近く定員での入塾のお断りをしてしまったんですね。

ですから、もしウチの塾を検討していただいて、
そのうえでお断りをせざるを得ない時にはせめて、
こういう塾がいいですよということが言えたらと思い、書く次第です。

もし自分の子供を(いませんけどね!)塾に入れるならという体で書きます。

塾経営がやっと1年という私が、偉そうなことをいうのもアレなんですが、
「お前のところもできてないじゃないか」っていうツッコミは聞かないことにして書いていきます。

お通いの方に役立つ話かは分からないです((+_+))

「良い」塾は色々なパターンがあるので、そこは割愛、
何をしていない塾が良くないのか、という見方になります。

①フランチャイズ(FC)はダメ

この時点で全塾の3~4割が消えていきそうですけれど…

CMを流しているような大手の個別指導塾は、ほぼフランチャイズです
○○塾+フランチャイズで検索すればオーナー募集のページがヒットするでしょう。
千葉の市川に直営店があるとも思いにくいので、
FCやっている会社の塾はFC店と思いましょう。

なぜ、FCがダメなのかというと。
FCは、
「塾名」
「テキスト」
「コンセプト」
「広告」
「年間計画」
「料金設定」
etc・・・こういったことを全て本部に委ねるからです。

「脱サラして塾でもやるか~、子供の相手ぐらいなら俺でもできるでしょ。しかも個別指導なら教えるのはバイト。俺はバイトの管理だけすればいいじゃないか。ん~でも、教科書どれ使う?教え方は?広告ってどうすればいいんだ?わかんないからFCに任せるぜ!」

みたいな、業界を甘く見た思考が透けて見えます。
例えばその塾のキャッチコピーが、
「生徒一人ひとりに親身になってくれる塾」
みたいなことが書いてあったとしても、
そのオーナー=塾長が全くそのようなポリシーなど持っていない、
むしろ知らないということもザラです。

たとえば当塾のHPトップに今書いてあるフレーズは
「姿勢を変える 未来を切り拓く」
です。
これは、「うちの塾は、ただ勉強を教えるということではなくて、
勉強にきっちりと向かわせる、日々の学習姿勢から変えていきますよ、
それによって、学力はもちろん、人間としての成長に結びつくので、
豊かな人生を送るための一助になることを目指していますよ」
という意味なんです。
私が大事にしていることを短文にしただけです。

こういったメッセージ一つとっても人に委ねるようなフランチャイズを
私はお勧めしません。

授業料金も、「校舎運営費+経営者の取り分+本部の給与+多大な広告費+株の配当」を上乗せしているので、高いですよね。

見ての通り私はFCが大嫌いです(笑)
教育を甘く見ないで欲しいです。
すべてのFCがそうではないかもしれませんが、
わざわざ選ぶ必要はないでしょう。

半分近くをロイヤリティに持っていかれるFCで経営するということは、
教育者としても経営者としても素人です。
コンビニじゃないんですから。

②宿題を「チェックする」塾を選ぶべき

体験授業などに行かないとわからないですが、
その時には、先生が宿題をチェックしているかを見ておきましょう。

やらせっぱなし、やっているかどうかの確認すらしない。
県船なんかを目指していて、宿題なんて自己完結当たり前!みたいな
塾でしたらそれでもいいですが、日々の勉強を見るのに、
やっているかどうかや、出来を見ないなんてありえません。

せめて2回に1回は見るとか、毎回じゃなくてもチェック無いとダメです。

それくらいちゃんとやってると思います?
ところがどっこい、チェックしない層も2~3割はいます。
生徒に手抜きしてくださいと言わんがごとくですね

欲を言えば、簡単な計算以外は1問1問採点してくれるといいですね。

③できない時にどうするかというルールがあるか

再テストであったり、補習であったり、
色々ありますが、習得率が合格ライン(90%とか80%とか)に満たないのに、
なんのアプローチもなく次に進んでいないかどうかですね。

意外と、個別指導のほうがスルーされがちなんですよね。
授業は結局年間カリキュラムを逸脱できないですし、
バイトの時給や席の準備が発生する「補習」ができないんですよね。

個別を考えるなら居残りなどで再テストしている生徒がいるかは見ておくといいですね。

「個別は自分のペースで勉強できる」は嘘です。
そもそも、自分のペースで勉強すれば、成績は最低でも「維持」です。

④自習している生徒がいるか

自習している生徒が全くいないなら、
「自習できますよ!」と経営者がいったとしても、
実際問題できる環境じゃないということですからね。

自習ができるというのは、自習へ積極的に誘導し、
自習に来た生徒にアプローチしてくれるということです。
体験では自習生徒がいるかどうか見ておくといいです。

⑤自習している生徒を巡視しているか

ずっと張り付く先生がいれば最高ですが、それやると人件費で授業料1.5倍ぐらいになっちゃうので、
何分かに1回でもいいので、自習する生徒を見回っているかどうかも大事です。

⑥「わかりやすさ」はあまり重視しなくていい

簡単な問題を扱ってあげれば、子供はわかりやすいと感じます。
身の丈に合った問題を選んでくれているという点は評価していいですが、
こどもの「わかりやすかった!」はあまり気にしなくていいでしょう。
むしろ、「やばい、高度すぎる…」と青ざめて帰ってくる塾は実は、力のある指導者かもしれません。
わたしだったら怖くてできませんからね。

あとできればこうだといいなという点

料金がHPに載ってる…消費者にとって載ってることはメリットしかないですからね。講習料金も載ってるとなおよし。

が教えるかはっきりしている…HPに顔が載ってるとか、やっぱり見えるといいですよね

・教える人間が異動しない…複数校舎がある塾だと、塾長が変わったとたんすべてが崩れることもあります。

・宿題や進度がメールなどで送られてくる…ちゃんと宿題全部やってるのか気になるときもありますからね。

・保護者の授業見学ができる…授業に自信がないとOKしないでしょうからね。

ブログや校舎紹介で、ある程度生徒のことがわかる…私みたいに週1すらかけない人もいれば、きっちり2日に1回ぐらい書く先生もいます。それだけマメってことです。先生はマメにこしたことはないですね、、、精進します。

 

こんなところですかね!

他にも思いついたら書き足しておきます!