入試対策

令和6年度千葉県公立高校入試を振り返る

5月末に出ていたんですが、後回しにしていました。

こちらの資料をもとにします

https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2024/koukou/documents/r6kekkagaiyou4.pdf

 

合計点256→275 7%上昇で、易化でした。


やはり10点ほど高めの予想をしてしまいましたが、易化予想は当たっていたので許してください。

科目別に見ます

国50.4(+2.5)
数51.9(+4.9)
理60.7(-0.6)
社57.5(+3.0)
英56.4(+8.8)

3年生には半年前から
「数英は絶対取りやすくなる、国語は相変わらず難問50点前後、理社は60点前後」
と言ってたので、素晴らしい分析力です(自画自賛)

直後の分析は数学の見立てが間違ってますね。問題見て48点ぐらいと思っていました。
数学はもう少し演習力をつけさせないといけませんね。頑張ります。
あとは合ってるということにします(笑)

こっからはざっくりと所感だけ。

・国語
漢字は小学生レベルです。言葉のほうをちゃんと勉強しましょう。
人の「往来」・・・正答率48%
一日「千秋」・・・正答率38%
千葉の中学生、本を読みなさい。

ちなみに私は3年生に「前日に」受験生にあげた
当日の待機時間用の「おみやげ」で当ててます。
感謝してください(笑)

説明文は正解させる気がないので考えてしまいますね…
作文は65%の受験生が得点をもらえてます。頼むから先に書いてください。
平均点50点のテストで10点が見込めるところなんですよ?
古文・物語も取らせてくれます。まずはここから。

・数学
作図正答率・・・18%
うーん、今回のは誘導問題でしたからね。
私が予想点を下げたのはこれが理由です。
なぜかこれが最高配点の6点もあるんですよね。3点にしませんか?
作図時代は垂直二等分線×2書くだけなんですけどね。意図を読まなきゃ。

関数3問・・・①80%、②45%、③11%
各5点の超ウェイト問題。「①・②を死守、③は捨てろ」が作戦でした。的中。

規則性4問・・・①48%②5%③5%④3%
大問4です。近年ここが罠問題になってきました。5%ってことはクラスで1~2人しか解けません。作戦の練り直しですね。というかこれで平均点50点超えたのは、
千葉の受験生を褒めたいですね。

・理科
過去問やりこむだけで8割取れます。そう考えたら理科は一番簡単ですよ。

・社会
記述落としすぎです。書く練習をしましょう。

・英語
大問9,あの内容で4択の正答率50%はダメですよ。
時間の使い方でしょうね。9は易問なのだから先にやるんです。
リスニングは全問題正答率4割超えと、なかなかのウェイトになってきましたね。
単語を書く問題が65%、43%ですから、リスニングは確実に得点源にしたい。

 

得点分布について、
差がついている科目は、数・社・英であることがわかります。
国語は難しすぎて差がつきません。理科はやればだれでも取れます。
必然的に数社英に重点を置くことです。

負けパターンは英語で足を引っ張りすぎるやつです。
英語から逃げると30点前後しか取れません。
相手は平均で60点とらせようとしてくれているんですよ?
取らせる気がある科目を勉強しましょう。
今のうちからちゃんと向き合っておかないと後悔しますよ。